子育て主婦におすすめパート!学校給食の「良い点」・「大変な点」を紹介

パートタイマ―

「仕事を始めたいけど、子どもの休みには一緒にいてあげたい」と思っている子育て中の主婦は多いでしょう。多くのパートは、土日は子どもと休みが合わせても、春休み・夏休み・冬休みは同じように休めません。そんな悩みを解決できるおすすめパートが「学校給食」です。

私も下の子が小学校に入学してから仕事を探し、学校給食のパートを10年ほどしていました。

私が経験してきた、学校給食の仕事の「良い点」・「大変な点」などを紹介します。

学校給食パート7つの「良い点」

子どもと休みが同じ

学校給食のパートで一番のおすすめポイントは、子どもの休みと仕事の休みが同じという点です。春休み・夏休み・冬休みの長期休みに、子どもと一緒に過ごせることは、親も子も安心です。

また、給食がない午前中だけの登校日は、給食がないので学校給食の仕事は休みになります。

給食レシピを覚えられる

家で作ったことのないメニューが、給食の献立にはたくさんあります。仕事をしながらレシピを覚えられるので、食事のレパートリーが増えました。給食で人気のメニューを家でも作ると、子どもが喜んでくれます。

午前中の休憩がある

お昼休憩はもちろんですが、午前中に野菜を切る作業など下準備をして、加熱調理を開始する前にも休憩があります。その日のメニューによって、休憩時間が長く取れる時と短めの時がありますが、立ち仕事には貴重な休憩時間になります。

有休や急な休みが取れる体制がある

他の職種と同じように、自分の都合で有休が取れます。メニューによって忙しい日に休む人がいても、人員に余裕のある他校の調理員が助っ人で来てくれる体制があります。

また、子どもの授業参観や個人面談など、早退することも可能です。子どもの病気などで急な休みも無理をきいてもらえます。同じように小学生の子供を持った人や、育児の経験をしてきた先輩方なので理解があり、みんなでフォローし合う形になっています。

おしゃれを気にする必要がない

仕事に化粧をしていくのはよいですが、異物混入がないように、マスカラ・マツエク・ネイル・アクセサリーは禁止です。仕事中は白衣・帽子・マスクを着用し、調理中の湯気や汗で化粧が落ちてしまうので、ほとんどの人がノーメイクで出勤しています。

毎日、おしゃれを楽しみたい人には向いていないです。

児童との交流

給食時間が終わりワゴンの回収に行くと、児童から「いつも美味しい給食を作ってくれてありがとう」「給食おいしかった!」と声をかけられます。とても嬉しくやりがいを感じる瞬間です。こちらも「給食の好きなメニューは何?」「残さずにたくさん食べてね」と話をすると、目を輝かせえて答えてくれます。みんな可愛いらしくて、元気をもらいます。

調理師免許の取得資格がとれる

学校給食で2年以上働くと、調理師免許の試験を受けられる資格を取得できます。もちろん試験勉強が必要ですが、仕事をしながら身についている知識もあり、調理免許の取得をおすすめします。

調理師免許を取得すると時給が上がります。また、子どもが大きくなって転職を考える際、調理師免許を持っていることで有利になる場合もあるでしょう。

学校給食パート6つの「大変な点」

衛生管理の徹底

学校給食の仕事を覚えるのと同時に、衛生管理を徹底する必要があります。食中毒予防と異物混入の事故を起こさないように気を使いますが、とても大切なことです。

職場の暑さと寒さ

冷暖房が設置されている給食室は、まだ少ないでしょう。「夏は暑く冬は寒い」という環境に大変さを感じます。夏は熱中症にならないように水分補給を心がけ、冬は白衣の下に何枚か着こんで防寒対策をします。

体力を使う

学校給食の仕事は、立ち仕事です。給食と食器を乗せたワゴンを各教室まで配送するときは、校舎の階段の上り下りがあり、毎日よく動きます。仕事を始めて、体が引き締まったという人もいるくらい体力を使う仕事です。

手荒れが気になる

学校給食の仕事は、手洗い・アルコール消毒の繰り返しです。また、調理器具や食器の洗浄作業は、お湯や水に濡れっぱなしの作業になるため、冬は特に手荒れがひどくなります。

ハンドクリームが必需品です。

人間関係

学校給食の仕事は、人間関係が大変とよく聞きますが、学校給食に限らず、どこの職場でも同じではないでしょうか。私の働いていた学校給食の職場は、みんな仲良く休憩時間も楽しくおしゃべりをして過ごしていました。ですが、気を緩めて仕事をしていると事故につながり兼ねません。また、給食を完成させる時間に遅れることも許されなため、指示や注意を受けることがよくあります。調理室は一日中換気扇を回しているため、指示や注意をする人は大きな声でいうことが多く、受け取り方によってはきつく感じることがあるでしょう。

長期休み期間の収入がない

春休み・夏休み・冬休みは仕事が休みのため、時給で働くパートは収入がありません。長期休みの収入はないですが、扶養内で働く人は一年間でみるとちょうどよい収入になります。

学校給食パートの仕事内容

―午前の仕事―

  • 健康チェック、打合せ
  • 野菜を切る
  • 調理器具の準備
  • 調理開始
  • ワゴン配送
  • 調理器具の洗浄

―午後の仕事―

  • ワゴン回収
  • 食器洗浄
  • 掃除

毎日の仕事の流れは同じですが、毎日のメニューが違うことで、食材・使う器具・作業が違ってきます。最初は覚えることが多いですが、最初から何でもできる人はいません。徐々に覚えていけば大丈夫です。

学校給食のパートは子どもと同じ休みでおすすめ

学校給食のパートをおすすめするポイントは、子どもの学校の休みと仕事の休みが同じという点になります。子どもを預けて働く必要が無く、親子で一緒に休みが過ごせて安心です。

子どもと同じ休みを重視するのであれば、学校給食の「大変な面」を理解した上で、ぜひ学校給食のパートに就いてください。

子どもは、すぐに大きくなっていきます。子どもが小さい時期に、一緒に過ごせる時間をつくれる学校給食のパートはおすすめです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました