生活用品の値上げが続き、暖房器具で必要な電気代・灯油代の値上げも家計の負担になっていますよね。また、政府からは「無理のない範囲での節電の協力」を呼びかけられています。
寒い冬、家の中では暖かく過ごしたいものです。
毎年我が家は、石油ファンヒーターとこたつの暖房器具を使っています。光熱費の節約を考えていたときに、数年前にテレビで見た「省エネダクト」を思い出し、すぐに購入しました。実際に使ってみたら、「もっと早くに買えばよかった」と後悔するほどの満足できる商品でした。
今回は、「省エネダクト」を紹介します。
「省エネダクト」ってどんなもの?
「省エネダクト」は、寒さの厳しい東北地方発祥で、こたつを使う家庭にある冬の必需品だといいます。東北地方では、「こたつホース」と呼ばれていますが、「温風ダクト」・「温風パイプ」などの名称もあります。
「省エネダクト」は直径10㎝、80㎝~320㎝まで伸縮ができ、アルミ製のジャバラで曲がる・伸びるが自由自在になるただの筒です。
「省エネダクト」の使い方
ファンヒーターの温風吹き出し口の前に、「省エネダクト」の口を向けて、反対の口をこたつの中に入れるという単純な使い方です。ファンヒーターから出る温風が「省エネダクト」を通ってこたつに送られ、こたつは電源を入れずに暖かくなるという仕組み。ファンヒーター側の口の高さが調節可能になる、稼働式スタンドが付いています。
注意事項として、ファンヒーターの温風の吹き出し口からは、25㎝以上離して使うことがうたわれています。
省エネダクトのメリット・デメリット
メリット
- ファンヒーターの温風でこたつの中を暖める
- こたつの電気代がかからない
- こたつの中がすぐに暖まる
デメリット
- 見た目があまりよくない
- 存在感が大きく邪魔になる
- 使用時ダクトが熱くなる
- 少しの衝撃でへこみやすい
- ファンヒーターの使用時しか使えない
使用時に、省エネダクトが熱くなるため、小さい子供やペットのいる家庭では、ダクトに触れて火傷をしないように注意が必要です。
メリットよりデメリットの数が多いですが、省エネダクトを使っているとメリットの満足感がとても大きく、デメリットに目をつぶるようになるでしょう。
購入した「省エネダクト」の色がベージュで、我が家のリビングの色に馴染んでいてよかったです。
省エネダクトの値段は?
我が家は、2,000円程の「省エネダクト」をホームセンターで購入しました。
ネットでも購入ができ、1,500円~6,500円程の商品があります。物によって多少の長さの違いや、ダクトの表面の加工の違いなどがあるようです。
こたつ以外での使い方
「省エネダクト」は長く伸びるので、こたつ以外にも、離れた食卓・作業中のキッチン・デスクなどの足元に温風を送ることができます。また、隣の部屋に向けて温風を送る使い方もできて、効率よく隣の部屋も暖めることができるでしょう。
まとめ
「省エネダクト」は、ファンヒーターの温風で部屋だけではなく、こたつや離れた場所も同時に暖められる、一石二鳥を可能にする商品といえます。ファンヒーターとこたつを使っていても、こたつの電気代がかからない点が最大の魅力です。
普段、ファンヒーターとこたつを使う家庭には、省エネ・節約グッズとして「省エネダクト」の使用をおすすめします。
使用の際は、けがや事故のないように、注意事項を守って使いましょう。
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